2012年10月14日日曜日

しなやかなアシ

さて、現物を見ずして買ったフィオリーノ。
ましてや走りの感触など全くわからない。

しかしそれは杞憂でしたね。

エンジンは本場ディーゼル、マルチジェット2。
担当営業の計らいで、95ps、20kgm/rpm仕様。
アクセルを踏まないでクラッチを繫いでもエンストしませんね。
慣らしが終わるまでは回転上昇が重く、かなり遅いですが、
5000kmを超える辺りから回転も軽くなり、静かです。
気になる燃費は、真夏でクーラー付けっぱなし+都市部で16km/L、
高速も織り交ぜると20km/L。

ハンドリングはさすが現地仕様、余計な雑味はなく、狙ったとおりにライントレースします。
曖昧でも敏感でもありません。
タイヤはピレリなんですが、国内に出回っているものとは感触が違い、しっとり手応えがあります。
乗り心地は荷物を載せることを考えてか、結構ダンピングが効いています。
決定的に違うのはダンパー。この手の国産車は停車直前のノーズダイブが戻るときにスコッと
安っぽい感触が伴うのですが、この車はリニアにゆっくり戻ります。
ダンパー自体の油量が多いのでしょう。

ダンピングが効いていてもダンパーがゆったりしているので
アシのバタツキもなく気持ちよく走れます。
田舎道では本当、ゆったりした気持ちで走れます。





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